雑貨屋を開くことが夢で、好きなものを集めてます。買いにいく時は京都まで。一人で行くことが多いですね。
(廣秋優里)

05

 自分でもつくることができるようになった高校生ぐらいから、雑貨に興味があって、いろいろ集めてます。ちょっと変わった文房具とかも好きですが、いまは断然動物モチーフのものが中心。恐竜もありです。既存のキャラクターや生き物からちょっとズレたものとか、公式なんだけど怪しいキャラとか好きですね。makomoとか、UAMOUとか、そのために大阪や東京まで展示やショップを見に行きますよ。

 お店は京都の雑貨屋も最高に楽しいですが、家の近くにセカンドストリートという中古のお店があって、いろんなジャンルのものがごちゃまぜになっている感じも好きです。

 大学の自分の机はもちろん、一人暮らしのこの部屋は雑貨とフィギュアとか、かばん、靴下、服でいっぱい。並べるのも結構楽しくて、たまに入れ替えるんですが、同じ種類のものは奇数で揃えていたり、無意識でしていた自分の習性にも気づきました。

 自分のオリジナルの雑貨もつくっています。最近はそれでイベントに出店したりして大忙し。うちの大学では、大学祭「響心祭」、アートマーケット(去年の7月のオープンキャンパスなどで開催)、イラストレーション領域が主催の成安楽市などにも出店できたり、学内外のいろんな人に見てもらったり、買ってもらえる環境が整っているのもうれしいですね。

 プロダクトデザインコースの授業で、自分のアイデアを生活雑貨に落とし込む作品づくりは楽しいです。雑貨や電化製品など、立体物の制作は大学に入ってやりたかったことでもあるので。

 そもそも高校で進路を決めるとき、悩んだのは、やりたいことがいろいろありすぎて、大学が選べないことでした。絵も描きたいけど、立体やデザインにも興味があって…。そんなときに、イラストを学ぶ人が多い大学のプロダクトデザインコースで立体物のデザインを学ぶというイメージで、成安を選びました。空間デザイン領域はコスチュームデザインと住環境デザインのコースも一緒で、他のコースの刺激もけっこう受けてます。田中秀彦先生の授業を受けてから、身体表現や舞台芸術にも興味がわきました。

 美術のような作品も好きで、憧れなのは吉岡徳仁さん。東京都現代美術館の展示もよかった!プロダクトデザイナーなのに、空間演出まで意識しているところがスゴイと思いました。私もしたい!って思いました。

 今後は作品としてはきれいにきっちりつくって、趣味としてつくる雑貨はかわいく、メリハリをつけて制作をしていけたら、って思ってます。

ひろあき ゆり/空間デザイン領域2年生

取材を終えて
にぎやかなお部屋が魅力的だった廣秋さん。卒業アルバム制作委員やさまざまなプロジェクトにも率先して参加していて、自分の技をしっかりと形にすることと、それを生かす発表の場をしっかりとつくることも学んでいるという印象でした。(取材日:2014年1月)